ポジションはいる?いらない?

ITエンジニアの管理職への分かれ道

IT業界で長年働いている人の中には、専門職として経験を積んでいる人もいます。
専門職であれば常に勉強が必要となるため、「そろそろ、周りをまとめる役割をしたい」と思っている人もいることでしょう。
逆に、「自分は管理職には向かないから、ずっと専門職で仕事経験を積んでいきたい」と思っている人もいると思います。

30代を過ぎてくると、将来の方向性に迷う人も多いことと思います。
IT業界では、様々な分野の仕事がありますが、どの分野でも年齢問わず専門職として仕事をすることもできますし、管理職という立場になって仕事をしていくことも出来ます。
もちろん、管理職になるためにはある程度の知識やスキル、コミュニケーション能力が求められることになります。
どちらの方向性に進もうか迷う人も多いでしょうが、迷った時には今の自分の仕事について見直すと良いでしょう。

専門職に取り組んでいる人は、「もっと、この仕事を突き詰めてみたい」と考える人もいれば、「そろそろ、違う立場で仕事をしてみたい」と思う人もいます。
専門職の仕事が好きで、ずっと現場で仕事に携わりたいと思うのであれば、専門職を貫いた方が良いでしょう。
しかし、「もっと、幅広い仕事をしてみたい」と思うのであれば、管理職へ進むと良いでしょう

中には、「収入次第」と思っている人もいると思いますが、IT業界での管理職の手当は課長クラスで平均月6.6万円です。
専門職手当は同じく課長クラスで平均月7.7万円となっているため、専門職を突き進んだ方が収入は高いと言えるでしょう。しかし、管理職へ進み部長クラスとなれば手当は上がる可能性があるため、将来性も考えた上で判断する必要が出てきます。

いずれにせよ、まずはこれからどういった仕事に携わりたいのかを考え、検討しましょう。

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